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ときどき英語 / ときどき日本語 / 日記

Golijov: Ainadamar

年が明けてから去年の話をするのはいやだなぁと思いつつも、雑誌もネットも2008年のベスト盤企画ばかり。
眺めていると今更ながら気になるのもいくつか出てきて、何枚か買ってみている中で一枚すごいのが出てきた。

レコード芸術 2009年 01月号 [雑誌]で発表された第46回レコード・アカデミー賞で現代曲部門賞に選ばれた一枚。
もはやクラシックとか現代曲とかフラメンコとかオペラとか、そういう括りなんていらない(実際そんなの無意味)ほどのものすごい折衷/横断感覚。
聴き終わってすぐにもう一回最初から聞きたくなるようなディスクはそう多くないけど、これは文句なし。
この作曲家はほかにもおもしろそうな作品がいろいろあるみたい。その筋では有名な作曲家のようで(クロノスとの競演もあり)、出遅れた感ありありだけど刺激的なターゲットが見つかって非常にうれしい。