YouTube Symphony Orchestra
オーディションへのエントリは、自分の演奏を録画してYouTubeにポストすること。
地理的制限を超えて、文字通り世界中から集められた演奏が審査対象になり、メンバーが選出されたYouTube交響楽団。マイケル・ティルソン・トーマス指揮による公演が4/15 カーネギーホールで行われた。その模様が早速YouTubeにアップされている。
「クラシック音楽」とひとことで言っても、その地理的な広がりはまさに地球規模であることを示すかのような選曲とそれを強調するステージ背後の映像演出や、各セクションの特徴を捉えた小曲を次々と演奏する(ルー・ハリソン、かっこいい!)など、クラシック音楽を楽しむイベントとしてもとても魅力的な構成だ。時折挿入されるメンバーのひととなりを紹介する映像もほほえましい。日本からの参加者のひとり、Maki Takafujiさんのビデオも。
今アップされているこの「第一部」は約一時間。まだ「第二部」はアップされていないようだが、おそらくそこで今回のメインであるタン・ドゥンの「インターネット交響曲第一番」の世界初演が見られるのだろう。そちらも楽しみだ。
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